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最終更新日:2017年8月30日

2017年度上半期は増収増益 2017年度上半期は増収増益

代表取締役会長兼CEOおよび代表取締役社長

代表取締役会長兼CEOおよび代表取締役社長

本年5月14日にヨコハマタイヤ フィリピンで発生した火災につきましては、株主の皆様に多大なるご心配をおかけいたしましたことを深くお詫び申しあげます。今後、このようなことのないよう全社で再発防止に取り組んでまいります。なお、本火災の状況についてはこちらにご報告しています。

国内、海外ともにタイヤ販売が好調
2017年度上半期は原材料価格の上昇の影響はあったものの、販売力強化、業務の効率化、コスト削減、タイヤのメーカー出荷価格改定などに取り組んだことにより、タイヤでは国内、海外ともに業績は好調に推移し、MBもホース配管や自動車用接着剤で業績を伸ばしました。この結果、当中間期の連結売上高は前年同期比15.9 % 増の3,108億円、営業利益は同16.8%増の184億円、経常利益は同53.5%増の190億円、親会社株主に帰属する純利益は同38.7%増の114億円となりました。2017年度通期は営業利益、経常利益を上方修正し、売上高が前年同期比10.7%増の6,600億円、営業利益が同18.2%増の500億円、経常利益が同22.7%増の480億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同59.7%増の300億円の計画です。なお、2017年12月期期末決算からIFRS(国際財務報告基準)を適用する予定で、IFRS準拠の数値(試算)では売上高6,350億円、営業利益510億円となります。なお、配当金は創立100周年を迎えることを記念して中間、期末ともに普通配当26円に加え、1株当たり5円の記念配当を実施する予定で、中間及び期末配当は1株当たり31円を見込んでいます。

「GD100」仕上げに取り組む
当社は中期経営計画「GD100( グランドデザイン100)」を2006年度にスタートさせました。3年間を1フェーズとし2015年度から2017年度にかけ、仕上げのフェーズⅣに取り組んでいます。フェーズⅣでは「成長力の結集~YOKOHAMAの可能性を結集して、次の100年を切り拓く~」をテーマとし、タイヤ・MBで掲げたそれぞれの戦略を柱に事業を展開しています。なお、財務目標として売上高7,700億円、営業利益800億円などを掲げてきましたが、外部環境などの変化により、2017年度の業績予想は計画に届かない見通しです。

OEが順調に拡大。新商品も積極的に投入
タイヤ事業戦略の柱のひとつ「グローバルOE(新車装着)市場への注力」では海外納入本数を2020年に2014年比で約4倍に増やす計画です。その打ち手として昨年3月末をもってコンチネンタルAGとの合弁会社を解消した結果、これまで独自に着手できなかった地域での日系カーメーカーとの取引が可能となり、北米地域では日系カーメーカーへの新規納入が実現し、その他にも新たな商談を獲得しています。また、欧州メーカーとの商談にも積極的に取り組み、メルセデス・ベンツ、ポルシェ、アウディなど高級車への納入も順調に増加しています。
「大需要・得意市場でのプレゼンス向上」では2015年から開始したプレミアリーグ「チェルシーFC」とのパートナー効果が着々と進み、欧州、アジアなどで販売数の拡大に寄与しています。さらにチェルシーが2016-2017年シーズンのリーグチャンピオンを奪還したことにより、YOKOHAMAロゴの露出が大幅に増加し、認知度向上に大きく貢献しました。
また、本年度は新商品を積極的に投入します。すでに北米ではSUV・ピックアップトラック向けマッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR M/T G003」を先行発売し、好調に推移しています。海外向けには低燃費タイヤブランド「BluEarth」から2商品、冬用タイヤの2商品を投入する計画です。さらに国内ではスタッドレスタイヤの新商品である「iceGUARD 6」を発売します。この商品はスタッドレスタイヤの最重要性能である氷上制動性能を15%向上させつつ、ウェット性能を5%高めることを実現しました。

生産財タイヤ事業を成長の柱として強化
「生産財タイヤ事業の拡大」においては、昨年7月にアライアンス タイヤ グループ(ATG)、本年3月に愛知タイヤ工業を買収しました。この買収により従来当社が扱ってきたトラック・バス用、小型トラック用に農業機械用、林業機械用が加わったほか、産業車両用のラインアップが充実するなど商品ポートフォリオが強化されました。特に農業機械用は世界的にプレイヤーが少なく収益性が高い分野のため、当社の強みとなる事業に育て上げていきます。今後は両社とのシナジーによりさらなる利益拡大を目指す考えで、本年5月にATGとは協業の第一弾として欧州で高い認知度を誇る「アライアンス」の名を冠した乗用車用タイヤを欧州で発売しました。

MB事業は強みを持つ領域を強化
MB事業で掲げた「自動車部品ビジネスのグローバル展開」として米国の子会社であるヨコハマ インダストリーズ アメリカズでは、自動車配管ビジネスが好調に推移しており、北米の大手カーメーカー、日系カーメーカーへの納入が拡大しています。他にもMB事業ではマリンホースを始めとした世界的に高いシェアを持った商品や自動車用接着剤など販売量が伸びている商品があり、今後の拡大に向けて取り組んでいます。当社では100周年という節目の年を実りある年にするとともに、さらに次の100年に向けて飛躍するべく決意を新たにしています。株主の皆様におかれましては、さらなるご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

2017年8月

代表取締役会長南雲忠信

代表取締役社長山石昌孝

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