事業の概況-タイヤ事業

事業の概況-タイヤ事業

<当期の概況>
タイヤ事業の売上高は前期比11.0%増の3,727億円となりました。北米・欧州を中心に海外販売が拡大し、国内も新車用タイヤが好調で売り上げを伸ばしました。しかし、天然ゴムを中心とする原材料価格の高騰が影響し、営業利益は同19.0%減の147億円となりました。
2007年度はタイやフィリピンでの増産により、タイヤの海外販売をさらに伸ばす計画で、売上高は前期比8.1%の4,030億円、営業利益は39.7%増の205億円を見込んでいます。

日本
輸出車の生産増加で新車用が好調
国内は市販用タイヤが伸び悩んだものの、新車用タイヤが好調で販売本数を伸ばしました。新車用は輸出向け車両の生産増加を追い風に、特に高付加価値のSUV用タイヤやハイインチタイヤが増え、販売本数・売り上げともに大幅に伸長しました。市販用タイヤは夏タイヤが堅調でしたが、昨年の記録的な大雪から一転して全国的な暖冬となり、スノータイヤの需要が大幅に減少したため販売本数が前年を下回りました。

2007年度は環境をキーワードに開発した新商品を積極的に投入します。2月に省燃費のエコタイヤシリーズから静かさと安定感が特徴の大型ミニバン用「DNA GRAND map」を発売したほか、4月には燃費改善に加え、耐久性も大幅に高めたトラック・バス用タイヤ「ZEN」を投入。7月には非石油系の原材料を80%に高め、燃費や静粛性にも優れる
「DNA dB super E-spec」を発売します。グローバル・フラッグシップ・ブランド「ADVAN」の販売にも引き続き力をいれ、付加価値の高い高性能商品を主軸に販促活動を実施し、ブランドイメージの向上と販売増をめざします。

北米
需要減にもかかわらず販売増に
横浜ゴムはYokohama Tire Corporation(YTC)での現地生産を中心にタイヤ事業を展開しており、2006年(1‐12月)のYTCの業績は売上高が前期比15.5%増の6億1,828万ドルとなりました。
米国市場の需要減にもかかわらず、コンフォート系の「AVID TRZ」やスポーツ系の「AVS ES100」など高付加価値のヨコハマブランドのタイヤが好調で販売を伸ばしています。中小ディーラーの新規開拓やカーディーラーとの取引拡大を積極的に推進したことも寄与しました。原材料費の上昇や流通コストの増加によるコストアップはありましたが、販売ミックスの改善に加え、増販や値上げで吸収し、収益も大幅に改善しています。
DNA GRAND map
大型ミニバン向けに、静かで安定感のある乗り心地を実現した「DNA GRAND map」
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