事業の概況-タイヤ事業

<当期の概況>
タイヤ事業は売上高が前期比12.6%増の4,198億円、営業利益が同77.6%増の261億円となりました。 アジアの生産拠点の増産で海外販売が伸びたうえ、北米やアジアの子会社の収益改善が順調に進み、大幅な増益となりました。

日本
輸出車両の生産増で新車用が伸長
国内は市販用タイヤが伸び悩んだものの、新車用タイヤが好調で販売本数は前年並みとなりました。 新車用タイヤは輸出向け車両の生産増加を受け乗用車用タイヤが伸びたほか、旺盛な建設機械需要を追い風にORタイヤが大幅に増加しました。 その結果、販売本数・売上高ともに前年を上回っています。
市販用タイヤ市場には、主力のエコタイヤDNAシリーズから、静かさと安定感を備えた大型ミニバン用の「DNA GRAND map」、シリーズ中最高の省燃費性と高い静粛性を持ち、非石油資源の使用率を80%に高めた「DNA dB super E-spec」などを発売。高付加価値ゾーンの新商品を積極的に投入し、販売拡大を図りました。 しかし、降雪時期の遅れによるスノータイヤの販売減が響き、市販用タイヤは販売本数・売上高ともに前年を下回りました。

優れた省燃費性能を発揮する「DNA Earth-1」発売
2008年度は、2月に発売を開始した新商品「DNAEarth-1」を中心に、主力のエコタイヤDNAシリーズの販売拡大をめざします。 同商品は「DNA dB super E-spec」に次ぐ高い省燃費性と優れたグリップが特徴で、幅広いユーザー層を取り込むため全70サイズの豊富なサイズバリエーションをラインナップしています。 また、今年はADVAN誕生30周年の節目であり、横浜ゴムが「ADVAN」のレーシングタイヤを独占供給する世界ツーリングカー選手権(WTCC)が初めて日本で開催されることから、レース活動と連動して「ADVAN」ブランドのイメージ向上を図っていきま す。 これらの付加価値の高い高性能商品を主軸に販促活動を展開し、商品ミックスの改善と販売増をめざします。



ハリウッド映画「スピード・レーサー」について、ワーナー・ブラザース映画とプロダクトプレイスメント契約を結んだ。ヒーローカーのマッハ号にヨコハマタイヤが装着されているほか、映画の中でロゴ看板も登場する。映画は世界主要国で2008年5月、日本は7月から公開された。
ハリウッド映画「スピード・レーサー」について、ワーナー・ブラザース映画とプロダクトプレイスメント契約を結んだ。ヒーローカーのマッハ号にヨコハマタイヤが装着されているほか、映画の中でロゴ看板も登場する。映画は世界主要国で2008年5月、日本は7月から公開された。

北米
乗用車用、ライトトラック用タイヤの売り上げが30%増に
北米ではYokohama Tire Corporation (YTC)での現地生産を中心にタイヤ事業を展開しており、2007年(1-12月)のYTCの業績は売上高が前期比16.6%増の7 億2109万ドルとなりました。 乗用車用、ライトトラック用タイヤの売り上げが前期比30%増となり、売り上げを牽引しました。 米国の市販用需要が前年並みとなるなか、オンロード志向のS U V 用タイヤ「GEOLANDAR H/T-S」、オールシーズンタイヤの「AVID H4S/V4S」など高付加価値のヨコハマブランドの商品が好調だったほか、値上げも寄与しています。 一方、トラック・バス用タイヤは市販用の需要が前年をやや上回ったものの、新商品の立ち上げの遅れに加え、あえて安値競争に参入しなかったこともあり、販売減となりました。 需要が大幅に減少しているORタイヤは販売本数が前年並みだったものの、値上げ効果により売り上げ増となりました。
利益面では原材料費の上昇や燃料費のアップによる運送費増がありましたが、商品ミックスの改善に加え、販売増や値上げで吸収し、収益も大幅に改善しています。



「GEOLANDAR H/T-S」は静粛性と耐摩耗性を重視し、省燃費性にも配慮したSUV用ハイウェイテレーンタイヤ。
「GEOLANDAR H/T-S」は静粛性と耐摩耗性を重視し、省燃費性にも配慮したSUV用ハイウェイテレーンタイヤ。
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