事業の概況-MB事業


工業資材
免震ゴム支承が大幅な販売増に
工業資材はコンベヤベルト、マリンホース、防舷材、免震ゴム支承、道路ジョイントで構成されています。当期は免震ゴム支承の販売が大幅に伸び、当期の売上高は前期比0.8%増の298億円となりました。
コンベヤベルトは上期の好調な販売が下期の落ち込みをカバーし、増収となりました。海外向けが好調で、特に大洋州や南米の鉱山向けが伸びています。
マリンホースも売り上げを伸ばしました。原油の海上荷役が引き続き活発で、ロシア、ナイジェリア、マレーシアで初受注を獲得したほか、中東やタイ、インドネシアなどすでに実績のある市場でも販売が好調だったためです。
防舷材は二重船殻構造化によるタンカーの大型化に伴い大型サイズの販売が好調だったほか、港の岸壁に設置する固定型防舷材の受注もあり販売が伸長。しかし、円高の影響が大きく減収となりました。
免震ゴム支承は第二東名高速道路の大型プロジェクトの受注が寄与し、前期に比べ32%増の売り上げ増です。道路ジョイントは大型プロジェクトが2009年にずれ込み減収となりました。
2009年の工業資材の売り上げはほぼ横ばいとみており、前期比2.5%減の290億円を見込んでいます。



高圧ホースExceed
横浜ゴムの免震ゴム支承が採用された第二東名高速道路の名和跨線橋(愛知県)。

シーリング材・接着剤
自動車用窓枠用シーリング材が落ち込む
当期のシーリング材・接着剤事業の売上高は前期比6.8%減の242億円となりました。主力の建築用シーリング材は国内のビルやマンションの着工件数が落ち込むなか、ウレタン系シーリング材の品質向上の増販効果で売り上げを伸ばしています。しかし、新車生産台数の大幅な減少を受け、日本での自動車用窓枠用シーリング材の売り上げが大きく落ち込みました。海外も、タイのYokohama Rubber (Thailand) Co., Ltd.は増収となったものの、米国のYH America, Inc.が米国や日系カーメーカーの減産を受け減収となりました。

建築関係は改修工事向けを拡大
2009年度も国内の新車生産台数の減少で自動車用窓枠用シーリング材がさらに落ち込むと見込み、売上高は前期比4.9%減の230億円を予想しています。一方、建築用シーリング材は国内の改修需要の伸びが期待され、横浜ゴムは屋上やベランダの防水改修に使うウレタン防水材の販売に力を入れる考えです。携帯電話やデジタルカメラ向けに、昨年販売を開始したコーティング材「Y-COAT」についても今後、化粧品容器などに用途を広げ、さらに販売拡大を図っていきます。
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