「BluEarth-1 AAA spec」

ヨコハマタイヤ史上、最高レベルの低燃費性を実現「BluEarth-1 AAA spec」
2010年6月、横浜ゴムは「環境だけでなく、人、社会にもやさしい」タイヤづくりをコンセプトとする低燃費タイヤの新ブランド「BluEarth」を発売しました。「BluEarth」シリーズでは燃費の向上だけでなく、ドライバーや同乗者がストレスなくドライブを楽しめるタイヤを追求。さらに周辺生活環境に対する負荷低減も図りました。


2011年3月に発売した「BluEarth-1 AAA spec」は、最新の環境技術を結集した「BluEarth」シリーズのフラッグシップタイヤです。低燃費の決め手となるころがり抵抗係数はヨコハマタイヤの中で最も低く、国内規格のラベリング制度でも最高ランクのAAAを獲得。ウェットグリップ、耐摩耗性も高次元でバランスさせました。同商品は国内だけでなく、海外にも展開していく計画で、すでに2011年4月より欧州で販売を開始しました。今後、北米・中国にも投入する予定です。

「BluEarth-1 AAA spec」では、ころがり抵抗の低減と背反する性能であるウェットグリップ・耐摩耗性について、これまで低燃費タイヤのフラッグシップタイヤに位置付けていた「DNA dB super E-spec」を上回る性能を実現しています。操縦安定性や静粛性についても、同等レベルの性能を確保しました。また車に乗る人だけでなく、周辺環境へも配慮し、車外通過騒音を同商品より低減しています。

「BluEarth」シリーズはフラッグシップとなる「BluEarth-1 AAA spec」のほか、ミニバン専用タイヤ「「BluEarth RV-01」、幅広いサイズバリエーションが特徴の「BluEarth AE-01」をラインアップしています。低燃費タイヤへの関心が世界的に高まっていることから、横浜ゴムは同シリーズの商品ラインアップをさらに拡大していきます。

さらなる低燃費化を実現した超低燃費ポリマー
低燃費性の向上に大きく寄与しているのが、「BluEarth-1 AAA spec」のコンパウンドに配合した新開発の超低燃費ポリマーです。これまで横浜ゴムで用いてきたシリカ配合ゴム用のポリマーは分子鎖の末端が比較的自由に動くことができるため、タイヤが転がる際にコンパウンド内でカーボン、シリカなどと擦れ合い熱が発生しやすい状態でした。つまり本来、タイヤが転がるためのエネルギーの一部が熱エネルギーに変化しており、エネルギーロスが生じていました。
今回開発した超低燃費ポリマーは、シリカと化学結合しやすいよう分子鎖の末端を変性させたのが特徴です。低燃費ポリマーがシリカと化学結合することで分子鎖末端の動きを抑えられたほか、シリカを分散させる効果も加わり、シリカ同士のこすれも抑制することができました。

「BluEarth-1 AAA spec」専用コンパウンドの分子構造イメージ図 「BluEarth-1 AAA spec」専用コンパウンドの分子構造イメージ図
グリップ力を高めるオレンジオイル
また、「BluEarth-1 AAA spec」のコンパウンドには、従来の低燃費タイヤに採用しているオレンジオイルも配合しています。オレンジオイルはゴムをしなやかにする性質があり、路面の微細な隙間にゴムを密着させ接地面積を拡大することで、グリップ力を向上させます。
さらに、一般的なシリカに比べ比表面積が大きく、耐摩耗性に優れる小粒径シリカを新たに採用しました。これらの素材の配合比を最適化し、化学反応をコントロールすることで、低燃費性、ウェットグリップ、耐摩耗性を高い次元でバランスさせています。

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