事業の概況-工業品

Industrial PRODUCTS 工業品


工業資材
マリンホース、防舷材、免震ゴム支承が落ち込む
工業資材はコンベヤベルト、マリンホース、防舷材、免震ゴム支承、道路ジョイントなどで構成されています。当期はマリンホース、防舷材、免震ゴム支承の販売が落ち込み、売上高は前期比7.3%減の217億円となりました。今期の売り上げは当期を上回る計画です。
コンベヤベルトは国内外で販売を伸ばしました。国内は鉄鋼メーカー各社の生産回復による需要増を追い風に、積極的なアプローチで拡販を図りました。海外は資源開発の活発なオーストラリア向けを中心に、スチールコードベルトや耐熱ベルトの販売量が増加しています。また、当期はコストパフォーマンスの良い中国生産品を活用し、収益改善を図りました。今期、国内は震災の影響で厳しい状況が続いていますが、復興需要を的確につかみ売り上げにつなげていく考えです。海外では資源国の高付加価値顧客にターゲットを絞るほか、難燃ベルト、省電力ベルトなど差別化できる商品の販売拡大をめざします。また、原材料高を吸収するため、値上げと選別受注による収益改善に力を入れます。

大容量、長距離運搬に向くスチールコードベルトの販売が好調だった
大容量、長距離運搬に向くスチールコードベルトの販売が好調だった
マリンホースは需要の冷え込みにより、大幅な売り上げ減となりました。しかし、第4四半期から商談件数、受注件数とも増加し始めており、今期は大幅な販売増となる見通しです。
防舷材は円高による価格競争力の低下で安価な韓国品に押され、売り上げが落ち込みました。今期も韓国製商品の台頭に苦戦していますが、品質面で差別化を図り主要ユーザーを死守していく考えです。
免震ゴム支承は公共投資予算の削減で橋梁工事の発注量が減少したため、大幅な販売減となりました。今期も厳しい状況は変わりませんが、補修市場に対応したコンパクトタイプのラインナップを拡充し、補修市場への参入を強化していきます。
道路ジョイントは新設橋梁向け大型ジョイント「YSⅡ」が堅調だったことに加え、補修市場向けの汎用ジョイントが好調で販売を伸ばしました。今期は新商品の簡易鋼製ジョイントのラインナップを拡充し、補修市場での販売に力を入れます。

横浜ゴムが福祉機器を開発
褥瘡防止効果が期待できる車いす用エアーセルクッション「Medi-Air1」
2010年9月、車いす用除圧機能付きエアーセルクッション「Medi-Air1(メディエアワン)」を発売しました。横浜ゴムのゴム緩衝技術とセンサー技術を融合して、初めて開発した福祉機器です。同商品はエアーセル内の空気圧を全自動で調整できるのが特徴で、車いすの長時間使用を快適にするほか、褥瘡防止の効果が期待できます。特に、姿勢が崩れ坐骨結節などがクッションの底につきそうになると、センサーが検知して空気量を調整し底付きを回避する、底付き自動回避機能は「Medi-Air1」が世界初。介護保険の福祉用具貸与商品に認定されているほか、障害者自立支援法による費用補助の対象商品にもなっています。
エアーセルクッションのMedi-Air1(左)と同商品を装着した車椅子
エアーセルクッションのMedi-Air1(左)と同商品を装着した車椅子
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