事業の概況-タイヤ事業


Tires タイヤ

当期の概況
売上高は3,792億円、営業利益は234億円となりました。国内新車用は東日本大震災の影響を受けましたが、国内市販用は堅調でした。海外の販売も北米、欧州、中東、アジアを中心に順調に推移しました。

日本
「BluEarth」の新商品効果で乗用車用が好調
新車用は東日本大震災やタイの洪水の影響による自動車の減産で低迷しましたが、市販用はリーマンショックによる買い控えの解消、東日本大震災の復興需要で好調だったほか、降雪の影響によりスタッドレスタイヤの販売が好調に推移しました。こうした中、低燃費タイヤのスタンダードモデル「BluEarth AE-01」や乗用車用スタッドレスタイヤ「iceGUARD TRIPLE PLUS」など高付加価値商品の販売を強化。さらに「BluEarth」ブランドのフラッグシップタイヤ「BluEarth-1」とRV専用タイヤ「BluEarth RV-01」を相次いで投入するなど積極的な販売施策を展開しました。
トラック・バス用タイヤはフラッグシップブランド「ZEN」の低燃費指向タイヤ「ZEN 702ZE」「ZEN 902ZE」「ZEN 102ZE」が順調だったほか、スタッドレスタイヤの新商品「ZEN 903ZW」も降雪地を中心に高く評価されました。また、価格体系を見直し値上げにも取り組みました。
2012年度の事業環境はトラック・バス用タイヤで引き続き震災の復興需要が見込まれますが、乗用車用は震災需要や降雪によるスタッドレスタイヤ増の効果を見込まないため、需要は若干減少するとみています。こうした中、乗用車用では「BluEarth」ブランドを中心にさらなる販売攻勢をかける計画で、2月に中核商品である「BluEarth-A」を発売。また、低燃費性能を高めたSUV専用タイヤ「GEOLANDAR SUV」も発売しました。トラック・バス用は「ZEN」シリーズのラインアップ拡大と新商品からリトレッドタイヤまでの総合したサポート体制で販売強化を図ります。

「BluEarth」の新商品効果で乗用車用が好調


北米
ハイパフォーマンス系タイヤが健闘
欧州債務危機や産油国の政情不安による世界的な景気減速懸念の広がりにより、全体のタイヤ需要は減少しました。こうした事業環境にあっても、フラッグシップブランド「ADVAN」や「AVID」などハイパフォーマンス系タイヤが健闘し、販売は好調でした。トラック・バス用タイヤも堅調に推移しました。当期は新商品として人気の高いオールシーズンタイヤ「AVID ENVigor」のランフラットタイヤを投入。また、世界的に有名な電気自動車メーカー・テスラモーターズなどにタイヤを納入するなど、ハイパフォーマンスと環境の両面からさらなる認知度の向上を図りました。
小売店を中心とした販売網の拡充にも注力し、ヨコハマタイヤを取り扱う店舗は2010年度末からおよそ200店増加の約1,900店まで拡大しています(2011年度末)。また、価格体系を見直し値上げも実施しました。
2012年度の事業環境は、世界的な景気減速懸念による不透明な事業環境が継続すると予想されます。こうした中、当社はハイパフォーマンスタイヤでさらなる販売強化を図る考えで、3月に「AVID Ascend」を発売しました。さらに今後、低燃費タイヤのフラッグシップ「BluEarth-1」なども投入する計画です。トラック・バス用タイヤは有力な運送会社が加盟する協会への営業を強化し、販売拡大を目指します。



AVID Ascend
AVID Ascend
ヨコハマタイヤが新車装着されているテスラ・ロードスター
ヨコハマタイヤが新車装着されているテスラ・ロードスター
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