ステークホルダーの皆様へ

2012年度の事業環境は、米欧経済が停滞し、新興国でもその影響から成長が鈍化しました。日本国内も景気が低迷し、厳しい状況となりました。こうした中、当社の売上高は5,597億円、営業利益は497億円、当期純利益は326億円となり、過去最高の売上高、利益となりました。タイヤ事業で国内新車用の販売が好調だったほか、MB事業でも自動車用ホースやマリンホースなどが売り上げを伸ばしました。また、国内外で値上げの浸透が進んだことに加え、内部改善も寄与しました。こうした業績を受け、2012年度の配当金を前期比13円増配し年間で一株当たり20円といたしました。

当社グループは現在、2006年度に策定した中期経営計画「GD100(グランドデザイン100)」に取り組んでいます。「GD100」は創業100周年にあたる2017年度に売上高1兆円、営業利益1,000億円の達成を目指す計画です。3カ年を1Phase(フェーズ)に区切り、2012年度はPhaseⅢスタートの年でした。PhaseⅢでは「強くしなやかな成長」というテーマのもと、2014年度までの3年間合計で売上高1兆8,000億円、営業利益1,500億円、営業利益率8.3%の達成を目標に掲げています。この目標に向け、タイヤ事業の大幅な強化を目指しており、PhaseⅢ期間中にタイヤ生産能力拡大に向け総額1,400億円の投資を計画しています。

2013年度の事業環境は不透明ながらも、日本、米国の景気回復やASEANの経済活況などが予想されます。当社グループはこうした事業環境をチャンスと捉え、PhaseⅢの目標達成に向け、本年度もチャレンジを続けます。2013年度も引き続き成長を遂げる計画で、売上高は前期比703億円(12.6%)増の6,300億円、営業利益は同93億円(18.7%)増の590億円、当期純利益は同34億円(10.4%)増の360億円を見込んでいます。これに伴い、配当金も年間で一株当たり22円と前期比2円の増配を予定しています。

横浜ゴムグループは「GD100」PhaseⅢの目標達成に向け、今後もグローバルに事業活動を展開してまいります。ステークホルダーの皆様におかれましては、こうした当社の姿勢をご理解いただき、さらなるご支援を賜りますようお願い申し上げます。

注)当社は2011年度に決算期末日を従来の3月31日から12月31日へ変更しました。これに伴い、比較対象となる2011年度(2011年4月1日から12月31日)は9カ月間となったため、対前期増減率は記載しておりません。

代表取締役会長兼CEO(左)
南雲 忠信南雲 忠信

代表取締役社長(右)
野地 彦旬野地 彦旬

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