次世代技術で新たなビジネスチャンスを拓く

EV(電気自動車)モータリゼーションの成長に向けて

当社はEVモータリゼーションの成長を見据え、EVに関する技術の研究・開発を促進しています。その一環として2013年1月、EVコンセプトカー「AERO-Y(エアロ・ワイ)」を製作しました。「AERO-Y」は空気力学(エアロダイナミクス)を活用したタイヤやボディ設計をはじめ、航空部品やハマタイト(接着剤)など様々な部門の最新技術を結集しています。

次世代技術で新たなビジネスチャンスを拓く

[3] 航空部品開発技術 [4] ハマタイト開発技術 [1] タイヤ開発技術 [2] タイヤ開発技術

[1] タイヤ開発技術EV に相応しい省燃費性と静粛性を実現

[1] タイヤ開発技術
EV に相応しい省燃費性と静粛性を実現

オレンジオイルをはじめとした先進のコンパウンド配合技術「ナノブレンドゴム」に加え、省燃費性能と静粛性を高めたパターンを採用。ハイレベルなドライ・ウェット性能を発揮しつつ、優れた省燃費性能と静粛性を実現しています。

タイヤに配置したディンプル(左)とフィンタイヤに配置したディンプル(左)とフィン

[2] タイヤ開発技術車全体の空気抵抗を低減

[2] タイヤ開発技術
車全体の空気抵抗を低減

当社独自のタイヤエアロダイナミクス技術により、車両装着時に外側となるタイヤサイドにディンプルを、内側にフィン状突起を採用したタイヤを開発。ディンプルはタイヤの空気抵抗を低減し、フィンはタイヤハウス内で車を前方に押し出す空気の流れを発生させます。これにより車全体の空気抵抗を低減し燃費向上に貢献します。

タイヤに配置したディンプル(左)とフィン
タイヤに配置したディンプル(左)とフィン

[3] 航空部品開発技術高強度・超軽量なCFRP 用プリプレグを採用

[3] 航空部品開発技術
高強度・超軽量なCFRP 用プリプレグを採用

世界最大の航空機メーカーに日本で初めて認証された当社のCFRP(炭素繊維強化プラスチック)用プリプレグを「AERO-Y」専用にチューニングして採用。高強度、高耐久でありながら、超軽量なCFRPはEVのバッテリー消費量改善に貢献します。

[4] ハマタイト開発技術異種複合材料における高い接着力

[4] ハマタイト開発技術
異種複合材料における高い接着力

EVは車体の軽量化を図るため、アルミと樹脂系素材など異種複合材の採用拡大が予想されます。異種複合材の接合では溶接に代わる接着剤は必須であり、自動車から建設まで幅広い用途で実績のあるハマタイト(接着剤)技術を採用しました。

オリジナルEVレーシングカーオリジナルEVレーシングカー

過酷なヒルクライムレースに電気自動車+低燃費タイヤで挑戦過酷なヒルクライムレースに電気自動車+低燃費タイヤで挑戦

当社は世界各地で行われる様々なEVレースをサポートしています。2009年からはオリジナル製作のEVレーシングカー(電気自動車)と低燃費タイヤで、アメリカの過酷なヒルクライムレース「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」に挑戦。2010年、2011年と2年連続でEVクラスの歴代最速記録更新を成し遂げました。

オリジナルEVレーシングカーオリジナルEVレーシングカー

洋上荷役の安全性を高める2 船体挙動監視システムを開発

近年、世界的な資源エネルギーの需要増に伴い、原油や天然ガスなどの洋上移送が活況を呈しており、中でも2船体間洋上荷役が重要な役割を果たしています。当社は2船体洋上荷役の安全性を高め、船体接触事故やそれに起因する海上汚染を防止するため、空気式防舷材を活用した2船体挙動監視システムを2012年2月に開発しました。

空気式防舷材空気式防舷材

国内初の2 船体間天然ガス洋上荷役におけるトライアルの様子国内初の2 船体間天然ガス洋上荷役におけるトライアルの様子

世界シェア7割

空気式防舷材は船体間の緩衝材として、海象の厳しい洋上2船体間荷役や港湾で数多く利用されています。当社は1958年から空気式防舷材を販売し、現在は同市場でおよそ7割のシェアを占めています。優れた性能や実績が評価され、当社の空気式防舷材の仕様や性能は2002年末に発行された同商品の国際規格ISO17357の基準となっています。

世界初の無線式防舷材総合監視システム

2船体挙動監視システムは防舷材に独自開発の無線式圧力センサーを内蔵し、接舷時や荷役中に時々刻々と変化する防舷材の内圧や圧縮量の監視に加え、GPSなどを利用することで2船体の位置や接舷速度などを同時に把握できます。こうした無線式の防舷材総合監視システムの実用化は世界初です。

オイルメジャーも注目

現在、同システムは北海道苫小牧港で行われている国内初の2船体間天然ガス洋上荷役にトライアル採用されています。また、オイルメジャーからの関心も高く、世界初の天然ガス生産液化洋上プラントへの採用が検討されています。

空気式防舷材
空気式防舷材

国内初の2 船体間天然ガス洋上荷役におけるトライアルの様子
国内初の2 船体間天然ガス洋上荷役におけるトライアルの様子

2船体の操船状況と2船体挙動監視システムの動作 2船体の操船状況と2船体挙動監視システムの動作
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