後藤祐次 取締役専務執行役員 タイヤ管掌後藤祐次 取締役専務執行役員 タイヤ管掌

後藤祐次取締役専務執行役員
タイヤ管掌

成長を伴った利益の拡大を目指す

20122012年度は「営業利益の改善」と「成長」をテーマに取り組みました。営業利益は値上げの浸透などで大きく改善することができましたが、北米、中国、欧州など主要市場での需要低迷もあり、成長は伸び悩みました。これを踏まえ、2013年度は別々に設定していた利益の拡大と成長をひとつの目標として捉え、「営業利益の拡大と成長の両立」をテーマとして取り組みます。ここで重要となるのは営業力と競争力のアップです。営業力では重要顧客との接点を強化し、さらに販売、技術、サービスが一体となった営業で確実な信頼を得ていきます。競争力ではコスト改善、得意分野と劣勢分野の強化、在庫の削減および適正化、生産拠点への投資などによるグローバル最適生産体制の確立などを進めます。こうした強化ポイントを着実かつスピーディーに実行し、増収増益を確保していく考えです。

売上高 4,446億円 営業利益 434億円売上高 4,446億円 営業利益 434億円

乗用車用タイヤ

乗用車用タイヤ 乗用車用タイヤ

フラッグシップタイヤブランド「ADVAN」、低燃費タイヤブランド「BluEarth」、ウィンタータイヤブランド「iceGUARD」、SUV用タイヤブランド「GEOLANDAR」の4つのグローバル・ブランドの世界販売を加速化し、ハイパフォーマンス=YOKOHAMAのイメージ確立と浸透を進めています。

トラック・バス用タイヤ

優れた環境性能に加え、リトレッドタイヤへの活用を考慮して設計した環境特化型タイヤブランド「ZEN」を世界各地で販売しています。また、当社の高い技術力が優位性を発揮できる超偏平タイヤの販売拡大に取り組んでいます。

建設車両用タイヤ

建設車両用タイヤ 建設車両用タイヤ

日本に専用工場を有し、高品質な建設車両用(OR)タイヤを生産しています。2012年8月には世界的に旺盛な需要への供給力を高めるため、中国のORタイヤメーカーと技術供与/オフテイクで提携しました。

モータースポーツ活動

モータースポーツ活動 モータースポーツ活動

FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)などの世界トップレースから各国のローカルレースまで幅広くサポートしています。次世代モータースポーツのひとつであるEV(電気自動車)レースも数多くサポートしているほか、2009年からはアメリカの過酷なヒルクライムレースにEV+低燃費タイヤで挑戦しています。

2012年12月期の概況

売上高は4,446億円、営業利益は434億円となりました。国内は新車用が好調で、市販用もウィンタータイヤを中心に販売は堅調でした。海外市販用は需要の落ち込みを受けて低調に推移しました。

国内新車用

2012年の国内新車生産台数は前年に発生した東日本大震災による生産減の反動により、前年比18.7%増のおよそ960万台となりました。エコカー補助金効果による自動車販売台数の増加や当社の装着サイズが多いエコカーやSUVの好調な販売、新型車への新規装着サイズの拡大により、販売量、売上高ともに好調でした。

BluEarth-A
BluEarth-A

国内市販用

国内市販用タイヤの需要は東日本大震災の復興需要の反動などにより、前年比0.7%減となりました。こうした中、2012年2月発売の「BluEarth-A」をはじめとした乗用車用低燃費タイヤブランド「BluEarth」が好調だったほか、2012年9月に発売した乗用車用スタッドレスタイヤ「iceGUARD 5」の優れた氷上性能が市場から高く評価され、販売は堅調に推移しました。

海外新車用・市販用

海外市販用は低調に推移しました。北米では需要減と中国製タイヤに対するセーフガードの解除、中国では需要伸長の鈍化と尖閣諸島問題による日中関係の悪化が影響しました。また、欧州も需要が落ち込みました。海外新車用は新規装着が拡大し、好調に推移しました。

BluEarth-A
BluEarth-A

2013年12月期の見通し

売上高5,100億円(前期比14.7%増)、営業利益505億円(同16.4%増)を見込んでいます。北米や中国を中心とした海外市販用の本格的な需要回復とそれに伴う工場の操業回復に加え、原材料価格の比較的安値での推移や為替の円安傾向での進行などにより、増収増益を計画しています。

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