アニュアルレポート2014

ステークホルダーの皆様へ

2013年の事業環境は、海外では米国経済が回復し、日本国内でもアベノミクスにより企業の景況感の改善、個人消費の持ち直しが見られました。また、タイヤ業界も円安の進展、原材料価格の下落基調などで堅調に推移しました。こうした中、当社の売上高は前期比7.5%増の6,016億円、営業利益は同14.0%増の566億円、当期純利益は同7.3%増の350億円となり、2年続けて過去最高を記録しました。主力のタイヤ事業は北米や中国を中心に海外販売が回復したほか、国内市販用も好調でした。また、工業品事業では自動車用ホースや海洋商品、コンベヤベルトなどが好調に推移しました。配当金は前期比2円増配し、年間で1株当たり22円といたしました。

当社グループは現在、2006年度に策定した中期経営計画「GD100(グランドデザイン100)」に取り組んでいます。「GD100」は創業100周年に当たる2017年度に売上高1兆円、営業利益1,000億円の達成を目指す計画で、3カ年を1フェーズとしており、現在はPhaseⅢ(2012~2014年)となります。PhaseⅢでは「強くしなやかな成長」というテーマの下、3年間合計で売上高1兆8,000億円、営業利益1,500億円という目標を掲げています。この達成にむけ、海外におけるタイヤや工業品の生産・販売力の強化を加速化しています。これまでのところ順調に推移しており、最終年度の2014年度には当初目標を上回る見込みです。

2014年度は先行き不透明な経営環境が続くとみられますが、北米、中国で今後も景気回復が進む見通しのほか、日本国内でも政府の経済政策の効果が引き続き期待されます。こうした中、当社の連結業績は売上高が前期比7.5%増の6,470億円、営業利益が同11.2%増の630億円、当期純利益が同7.1%増の375億円となる見通しです。配当は前年と同様、中間が一株当たり10円、期末が同12円で年間22円を予定しています。

横浜ゴムグループは「GD100」の目標達成に向け、様々な事業戦略や施策に取り組みながらグローバル企業として成長を続けます。ステークホルダーの皆様におかれましてはこうした当社の姿勢をご理解いただき、さらなるご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2014年5月

代表取締役会長兼CEO(左)
南雲 忠信南雲 忠信

代表取締役社長(右)
野地 彦旬野地 彦旬

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