会長ごあいさつ

2017年、横浜ゴムは100周年を迎えます。100年のその先を考えるとき、2050年にどうありたいかを考え、それを実現するためには、どういう会社であるべきかを考えていくことが大切だと思っています。
私は2050年の横浜ゴムに、魅力のある会社であってほしいと願っており、そのためにはグローバルな視点で見て、知名度も含めて安定して持続的に成長している会社でなければなりません。近年、新興国のメーカーがどんどん力を増してきており、業界再編の動きもますます活発になってきています。将来にわたり魅力ある会社であり続けるためには、付加価値の高い事業を行い、この再編の動きに主体的に関わっていく必要があります。
100周年にあたる2017年に向けて、企業価値と市場地位の両面で「独自の存在感を持つグローバルカンパニー」となるべく策定した、中期経営計画「GD100」を、2006年度から実施しています。乗用車分野において、高い性能を誇る安全なタイヤを提供するのはもちろんのこととして、M&Aを通じて、新たに農業や産業、あるいは災害現場等で活躍する車両分野を手掛けることが決まりました。このことで、当社を持続的に成長させるだけでなく、事業を通じて幅広く社会への貢献ができると考えています。
今回、障がい者の社会参画に取り組む社会福祉法人プロップ・ステーション理事長の竹中ナミさんと対談を行いました(会長対談)。決算の数字がよいだけでは社会からは認められません。その会社が社会に貢献している会社であるかどうかが尺度になります。障がい者はもちろん、女性や外国籍の方など、多様な人材に、いかに力を発揮してもらえるかが、会社の将来に大きな影響を与えていくでしょう。
私は2030年にはタイヤ会社として世界のトップ5になっていたいと思っています。そのためにも、さまざまな個性が集まり、互いに力を発揮しながら持続的に発展し続ける会社でありたい。また、従業員には常に広い視野を持ち、ユニークな存在感を大切にしてほしいと考えています。

代表取締役会長

南雲 忠信