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2010/01/21
紫外線硬化型ハードコート材「Y-coat VH322F」発売
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プラスチック表面の傷を防ぐ

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、携帯電話やデジタルカメラなど情報家電用途を中心に展開している真空蒸着用コート材のY-coatシリーズから、新たにプラスチック素材の表面を保護する紫外線硬化型のハードコート材「VH322F」を発売した。高硬度(鉛筆高度9H)なだけでなく、硬度が同程度のコート材の中ではこれまでにないレベルの強靭性を実現。傷に強く、割れにくい性能が評価され、すでに一部の情報家電に先行採用されている。

情報家電などの表面に用いられるプラスチックは比較的柔らかく、傷がつきやすいため、表面にハードコートを施す場合が多い。ハードコートの材質は当然硬く、傷つきにくい特性が求められるが、一般的に硬い材料ほど柔軟性に乏しくなる傾向がある。そのため、プラスチックにハードコート処理を施すと表面の傷つきにくさは向上するものの、靭性が低下し割れやすくなる問題があった。

「VH322F」は高硬度でありながら、アクリル樹脂の分子設計を最適化することにより、脆さを抑え強靭性も実現したのが特徴。相反する性能の耐傷つき性と強靭性を高い次元で両立しており、当社の環境貢献商品としての基準も満たしている。今後、ユーザーニーズに合わせた用途開発を行い、傷つきやすさが問題になっていた携帯情報家電のディスプレー部分や真空蒸着加工部品への採用をめざす。さらに情報家電にとどまらず、より幅広いプラスチック部品の保護コート材としても展開を図っていく。
 
VH322Fを塗布した樹脂材の曲げ試験 VH322Fの荷姿
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