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2012/07/05
横浜ゴム、ディスプレイ向けフィルム用ハードコートをラインナップ

 

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横浜ゴム(株)は、ディスプレイなどに使用されるフィルム用紫外線硬化型ハードコート材「HRシリーズ」を開発した。スマートフォン、タブレット端末などに搭載されるタッチパネルは、近年、急速に需要を伸ばしている。横浜ゴムでは成長市場である光学用分野への参入を強化することによって、紫外線硬化型ハードコート材のさらなる拡販を図る方針。

ディスプレイ表面は見やすさを確保する必要から傷が付きにくいことが求められる。特にタッチパネルは直接指で触り操作されるため、スベリ性や指紋・皮脂などの汚れが付着しにくいハードコート材が求められている。新製品「HRシリーズ」はフィルムとの密着性に優れるとともに、傷付き防止性やスベリ性、指紋が目立たない、汚れが拭取りやすいなどの特長を持つ。一方、ディスプレイ内部のフィルム用に開発したタイプは、ITO(透明電極)との密着性に優れ、さらにリコート性も持たせた。同製品は一般的に使われるPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムのほか、透明性や耐吸湿特性に優れるCOP(シクロオレフィンポリマー)フィルムにも使用できる。

「HRシリーズ」は標準グレードの「HR320」、スリップ性を持つ「HR330」、指紋除去性に優れる「HR350」、指紋が目立たない「HR360」をラインナップしており、それぞれ加工条件への対応のために液体性状の調整を可能にした。さらに、コーティングしたフィルム同士が付着することを防ぐアンチブロック性能を持たせた仕様も用意している。

横浜ゴムはこれまでに培ってきたアクリル樹脂の合成・変性技術を生かしてハードコート材の開発を手がけてきた。2004年に携帯電話やデジタルカメラなど情報家電用途を中心とする真空蒸着用コート材、2010年にプラスチック用紫外線硬化型ハードコート材を発売するなどし、シリーズ製品の充実を図っている。







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