熱伝導性接着剤

熱伝導性接着剤

横浜ゴムの熱伝導性接着剤(YBシリーズ)は、
優れた熱伝導性とアウトガス成分が少ないことから光学部品用途に採用されています。
1成分形湿気硬化タイプで使いやすく、シリンジからの吐出性が良いため微小部位への充填が可能です。
硬化後は液垂れの心配もなく、絶縁性であることから幅広い用途に応用できます。

熱伝導接着剤:YBシリーズとは

  1. 横浜ゴムがタイヤ、シーリング材技術で培ってきたゴム技術を基にした合成ゴム系硬化タイプです。
  2. ペースト状で常温湿気硬化、過熱促進硬化の両方が可能です。(80℃加熱硬化型のみのタイプも可能です。)
  3. 2.0~4.5 W/m・Kまで、 コストパーフォーマンスに優れたラインナップ。
YBシリーズ YBシリーズ

横浜ゴムの熱伝導接着剤の特徴

シリンジ吐出性に優れるペースト状

  • 良好なシリンジ吐出性により、微小な隙間の隅々まで充填できます。
  • 僅かなレベリング性とチクソ性のバランスにより所望の形状を維持。
  • 長時間のワークライフ(約12時間)と速表面硬化性(約10分)との両立。
  • リワーク性(接着力の調整etc)に優れています。

高熱伝導性

  • 2.0 ~ 4.5W/m・Kまで ほぼ同様の粘度で調整可能。
  • 実際の電子部品に組み込んだ場合、熱伝導率以上の放熱効果を期待できます。

ケミカル汚染(低アウトガス性)

  • 半導体をはじめとする様々な電子部品に悪影響を与える低分子シロキサンをはじめとしたアウトガス(化学汚染物質)をほとんど放出しません。

DVD・CD分野用グレード

YB-107の一般性状【代表値】

項目/品番 YB-107 試験方法・備考
主成分 合成ゴム
標準硬化条件 常温~80℃湿気硬化
外観 灰白色 目視
液性状 ペースト
比重 2.80 水中置換法
JIS Z8807準拠
粘度(Pa・s) 340 BH型粘度計/No.7/4rpm
不揮発分 98.0% 以上 80℃×4時間後
硬化時間 上記条件下
24時間以内
指触確認
硬度 40~80 デュロメータータイプA: JIS K6253準拠
熱伝導率
(W/m・K)
4.3 熱戦プローブ法
京都電子工業製QTM-500
体積抵抗 1011Ω・cm以上 JIS K6911準拠:電圧100V
表面抵抗 1011Ω/□以上
線膨張係数 30~80×10-6/K 非接触式計測法
ハロゲン残量 50ppm以下 燃焼筒式空気法:
JIS K2541準拠
引火点 250℃以上 JIS K2265準拠
危険物分類 指定可燃物
有効期限 製造日より1年 保管条件: 冷蔵保管(5~10℃)

※ リワーク性に優れます。
粘度/熱伝導率の調整可能です。

 

LED分野用グレード

YB-5010の一般性状【代表値】

項目/品番 YB-5010 試験方法・備考
主成分 合成ゴム
外観 灰色ペースト 目視
粘度(Pa・s) 320 BH型粘度計/No.7/4rpm
比重 2.40 水中置換法:
JIS Z8807準拠
タックフリー 1hr 20℃
深部への硬化は3mm/1日
5mm/3日・・・となります。
熱伝導率 2.0 W/m・K 熱線プローブ法
京都電子工業製QTM-500
不揮発分(%) 98.0±1.5 80℃×4時間後
有効期限 製造日より6ヶ月 保管条件: 冷蔵保管(5~10℃)

※ 接着力に優れます。
粘度/熱伝導率は調整可能です。

YB-5010の一般性状【代表値】 (LED分野代表グレード)

荷姿

  • 400gチューブ入り/20本セット(YB-107 )
  • 320ccカートリッジ/10本セット(YB-5010)

一般注意事項

使用方法

  1. シリンジに詰め、2kgf/cm2~3kgf/cm2程度の圧力で吐出し充填。
  2. そのまま常温にて放置。或は80℃以下のオーブンで加熱して硬化させます。

保管

YB-107, 5010
  • 冷蔵保管(5~10℃)にて保管してください。

取扱上の注意

  • 取り扱いの際は、保護眼鏡および必要に応じて保護手袋を着用してください。
  • 皮膚に付着した場合は、直ちに乾いた布で拭き取った後、石鹸水で十分に洗い流してください。
  • 取り扱いは換気の良い火気厳禁の場所で行ってください。
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