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第11回
 〜電磁波環境ソフトウェア〜
「EMIS‐REEMS」
横浜ゴムは、電波環境測定ソフトウェアー EMIS-REEMS(Remote Electromagnetic Environment Monitoring System:電波環境遠距離測定システム)を開発しました。
私達の身の回りでは、日常TVや携帯電話更には、コンピューター等からのノイズ等の電波が飛んでいます。これらの電波は、目では見えませんが、テレビ画像を揺らしたり、電話では雑音として聞き苦しくなったり、又コンピューターでの障害といった問題を誘発します。この様な問題に対し、サイトにおける現状把握やその原因・対策を検討する為のツールとして、当社は、電波環境測定ソフトウェアー EMIS-REEMS を開発しました。
EMIS-REEMSは、現場サイトでの電波環境を、インターネットを経由してモニターしている為、ご自分の席で電波環境をモニター出来ます。


1 EMIS-REEMSのシステム構成
 
システムの構成は、以下のとおりです。
 
(1) 電波環境を測定したいサイトに、サイト内電波を受信するアンテナと受信した電波を解析するSA(スペクトラムアナライザー)とそれをコントロールするPC(パーソナルコンピューター)を置きます。
(2) PCは、ここでサーバーとしての機能も持ち、お客様のコンピュータとインターネットでの接続が可能で、遠距離でもサイトの電波環境をリアルタイムで把握出来ます。
EMIS-REEMSのシステム構成図
2 基本的な出力例
 
(1) 現在のノイズ状況のモニター(時系列)
現在のノイズ状況のモニター
(2) 累積最大値レベルの表示(観測した電波の累積値を表示)
累積最大値レベルの表示
その他、お客様のご要望に応じた出力対応が可能です。
測定データをテキスト形式で保存しているので、過去のデータを後日検証できます。
3 EMIS-REEMSの応用例
 
3 .1 電波環境の現状把握への応用
オフィスやデータセンタ等コンピュータが多く置かれている空間で良く電波障害に起因すると思われる障害が起きている場合の環境測定への応用や或いは、現場サイトでの電波環境の安全性を証明するエビデンスとして使用する事が可能です。
3 .2 適切な電磁環境対策仕様検討への応用
本システムの応用により、侵入電磁波や、漏洩電磁波を特定する事が出来、その対策を、事前に打つ事が可能となります。 具体的な対策方法としては、建屋のシールド性能の付加・改善や、コンピュータ等障害対策となる製品の設置場所の検討更には、サーバー等のシールドラック(右図)の導入検討等があります。 EMIS-RACK 電磁シールドラック
3 .3 EMC対策を施された部屋、建物の検査ツールとして応用
電波環境を改善する為に、電磁シールドや電波吸収材を施された施設に対し、性能を評価する為の検査ツールとして応用する事も可能になります。
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