たとえば、断面積、長さなど形がまったく同じゴムの捧と、アルミニウムの捧があるとする。ゴムの棒に錘をつり下げ、その長さが約1mくらい伸びたとする。同じ錘をアルミニウムの捧につり下げると約0.1mmくらいしか伸びない。もちろんゴムやアルミニウム自身の重さは考えず、アルミニウムの伸びはその全体の長さに比べて十分小さく、ゴムがいかに柔らかいかが分る。これが(1)の性質「同じ荷重で、よく伸びる」である。
次に、ゴムを切れるまで引張ったとすると、元の長さの数倍まで伸ばしてはじめて切れるが、ガラスでは0.03倍くらいで壊れてしまう。これが(2)の性質「破断伸びが大きい」である。
更に、鉄などはほんの少し引張った時は手を離すと元へ戻るが、あまり伸ばすと元に戻らなくなる。この限界は元の長さの1%ぐらいである。これに対し、ゴムは元の長さの数倍、即ち100%以上伸ばしても元へ戻る。これはゴム輪などからも良く分る。これが(3)の性質「弾性限界の伸びが大きい」である。
|
| 鋼鉄 |
約200 |
| 鋳鉄 |
100〜130 |
| アルミニウム |
約70 |
| ガラス |
50〜80 |
| 樫の木 |
13 |
| ゴム |
0.003〜0.008 |
 |
 |
|
| < 第2図 > |
 |
 |
 |
| < 第3図 > |
|