成長こそ企業の使命。横浜ゴムにとって「グローバル化」は希望ではなく、必ず成し遂げなければならない重要課題です。企業価値と市場地位の両面で「独自の存在感を持つグローバルカンパニー」となるべく策定した、新中期経営計画「GD100」が2006年度にスタート。2017年度を最終年度とし、財務目標として「売上高1兆円、営業利益1,000億円、営業利益率10%」を、基本方針として「良いモノを、安く、タイムリーに」「トップレベルの環境貢献企業」「高い倫理観を持った、顧客最優先の企業風土の醸成」を掲げ、さまざまな取り組みを行っています。
 今後、タイヤ事業では、ヨコハマブランドの世界的なプレゼンス向上、世界各地域での販売網整備、BRICs諸国での新生産拠点設立を計画しています。MB(※1)事業では、中国、欧州などでの生産販売事業を強化するとともに、電子材料、自動車用構造接着剤などの新規事業開拓に取り組んでいきます。また、全商品群での環境貢献商品の開発や「YOKOHAMA千年の杜プロジェクト」に代表される各種環境貢献活動などにより、より一層のCSR(※2)経営推進を行っていきます。
これらGD100実現に向けたいずれの活動、施策、計画からも、世界から揺るぎない信頼を得ている存在感ある企業を目指すという、私たちの強い思いを感じとって頂けるはずです。

※1 MB(Multiple Business)
マルチプルビジネスの略。横浜ゴムの手がける「多角化し、拡大する事業」の総称。詳しくはこちら

※2 横浜ゴムは、CSRの「Responsibility」の意味を、一般的な「責任」ではなく、社会から「その行動が認められ、信頼されること」、つまり信頼性・信頼度と解釈しています。横浜ゴムのCSRへの取り組みについてはこちら




 しかしながら、我々を取り巻く環境は楽観視できる状況とはいえません。だからこそ、社会的信頼を得られるような取り組みを心がけながらも、事業と経営の質を高め、着実に利益を確保し、企業としての真の実力をつけていくことが重要なのです。
 そのためにも、社員一人ひとりの成長が肝要です。それぞれが目標、つまり自身のグランドデザインを描くこと。描いた姿を実現するための努力を怠らず、社員同士が切磋琢磨すること。社員が仕事に対するモチベーションを保ち高められる、人を育てる企業風土を、より一層確かなものにしていくこと。人材確保、教育・育成制度、教育する側される側の意識、さまざまな観点から社員の成長に向けた取り組みを徹底していきたいと考えています。