ニュースリリース

床ずれ防止効果が期待できる車いす用エアーセルクッション「Medi-Air1」が障害者自立支援法の補装具完成用部品に指定

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)が9月29日に発売した車いす用除圧機能付きエアーセルクッション「Medi-Air1(メディエアワン)」が、10月1日付けの障企発1001第1号で障害者自立支援法の補装具費支給対象となる座位保持装置の完成用部品に指定された。これにより、臀部の重度感覚障害や骨突出、皮膚循環障害などで自ら除圧動作が行えないなどの床ずれ発生の危険性の大きい方、長時間の安定座位姿勢を保つことが困難な方は、各市町村の認可を受けると、「Medi-Air1」を購入する際に費用補助が受けられる。同商品はすでに介護保険の福祉用具貸与商品に認定されており(TAISコード01077-000001、01077-000002)、車いすを長時間使用する介護が必要な高齢者については介護保険の活用が可能になっている。

「Medi-Air1」は空気の入った多数のエアーセルで座面を浮かせたクッションで、①エア調整による利用者の体型や体重に合わせた最適な体圧分散状態の保持、②エアーセルが交互に繰り返す膨縮による同じ部位への長時間の加圧の抑制および血流循環の促進、③姿勢が崩れ坐骨結節などがクッションの底につく手前でのセンサーの検知による空気量の調整、などの動作をコンピュータ制御により自動で行えるのが特徴。製品の詳細は「Medi-Air1」の専用ウェブサイト(http://www.yrc.co.jp/medi-air/)にて見ることができる。なお、③の底付き自動回避機能の実用化は「Medi-Air1」が世界初となる。

補装具とは義肢、装具、車いすなど障害者の身体機能の補助や、代替を行うものの総称。その中の座位保持装置はいすや車いす上で安定した姿勢を保てるよう補助しながら、身体の変形や床ずれを予防したり臀部の痛みを軽減したりするものを指す。一般的なエアーセルクッションはウレタンやジェルタイプのものに比べ座面の安定性に劣るが、「Medi-Air1」はクッションの左右の空気配管を独立させることで安定した座り心地を実現。除圧機能付きエアーセルクッションとしては初めて座位保持装置の完成用部品に指定された。

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「Medi-Air1」の外観と付属品

「Medi-Air1」の外観と付属品