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横浜ゴム、2011年度第1四半期決算は純利益が74%増

横浜ゴム(株)の2011年度第1四半期連結決算(2011年4月1日から2011年6月30日)は、国内外のタイヤ販売が好調で売上高は前年同期比10.2%増の1,294億円となったが、営業利益は同29.9%減の41億円となった。為替円高の影響や販管費の増加を販売量の増加やコスト改善などで吸収したものの、原材料価格の高騰を値上げでカバーしきれなかった。一方、前年同期よりも円高が緩やかに進行したことで営業外の為替差損が大幅に縮小したことにより、経常利益は同22.6%増の40億円、四半期純利益は同74.3%増の28億円となった。

タイヤ事業は売上高が前年同期比12.1%増の1,038億円、営業利益が同30.1%減の37億円。東日本大震災の影響で国内新車用が落ち込んだものの、国内市販向けや北米、欧州、中国を中心とした海外市場が好調で増収となったが、原材料価格高騰の影響により減益となった。

工業品事業(ホース配管、シーリング材、コンベヤベルト、ゴム支承、マリンホース、防舷材など)は、売上高が前年同期比4.4%増の198億円となったが、営業利益は1億円の赤字となった(前年同期は3億円の黒字)。建設機械用ホース、コンベヤベルトの需要回復やマリンホースの海外受注の増加で増収となったが、震災の影響で自動車向けホースや接着剤の需要が鈍化したことにより減益となった。

航空部品、ゴルフ用品などその他の事業は、売上高が前年同期比0.6%減の58億円、営業利益は同102.1%増の5億円となった。ゴルフ用品の不振により減収となったものの、民間航空機向け化粧室ユニットの交換品が伸びたほか、コスト改善も進み増益となった。

2011年度第2四半期累計期間の連結業績予想は、売上高は前年同期比8.3%増の2,580億円、営業利益は同27.5%減の60億円、経常利益は同1.1%増の36億円、四半期純利益は同7.3%増の13億円を計画している。

なお、2011年度は決算期を3月31日から12月31日に変更するため、2011年4月1日から2011年12月31日までの9カ月決算となる。業績予想は5月20日公表値を据え置く。