ニュースリリース

売上高は横ばい、営業利益は44%減に

2008年度4-12月期連結決算

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)の2008年度4-12月期の連結決算は、売上高が前年同期比0.2%増の4,106億円となった。MB事業が減収となったものの、タイヤ事業が増収を確保し、ほぼ横ばいとなった。営業利益は同43.8%減の173億円。原材料高や円高に加え、需要の急減に伴うタイヤやホースの生産性悪化などが響いた。

経常利益は前年同期比68.9%減の88億円となった。営業利益の減少に加え、円高で外貨建て売上債権や海外子会社の借入債務などの換算差損が生じた。純利益は同99.1%減の2億円。在庫未実現利益の消去に関する繰延税金資産を取り崩したことで税負担が増え、減益幅が拡大した。

タイヤ事業は売上高が前年同期比2.2%増の3,194億円、営業利益は同44.6%減の142億円となった。昨年10月以降、急激な需要減で販売が急落しているが、4-9月の国内新車向けや海外販売が好調だったため増収となった。しかし、原材料高や円高の影響に加え、販売量の拡大による販売経費の増加があり、利益は減少した。

MB事業は売上高が前年同期比6.2%減の912億円、営業利益が同29.3%減の36億円となった。コンベヤベルト、ゴム支承は伸びたものの、需要低迷の影響でホース、シーリング材、航空部品、ゴルフ用品の売り上げが落ち込んだ。こうした売り上げ減に加え、原材料価格の高騰や円高が影響し、減収減益となった。

2008年度通期の連結決算は、売上高が前期比5.2%減の5,230億円、営業利益は同57.7%減の140億円、経常利益は20億円の赤字(前期は252億円の黒字)、当期純利益は70億円の赤字(前期は211億円の黒字)となる見通し。業績が急激に悪化していることから、すでに取り組んでいる緊急対応活動(原価低減、経費削減、設備投資の圧縮、在庫削減など)に加え、役員報酬の10%減額と管理職の報酬5%減額を実施する。